第10回若手難民研究者奨励賞受賞者による研究中間報告会

研究会

日時 2023年2月4日(土)/オンライン開催
報告者(所属・肩書は受賞時)

  • 安齋 寿美玲(京都大学大学院医学研究科 修士課程):助産学・母子保健・母性看護学
    「在日クルド人難民における母子保健医療ニーズの実態」
  • 小林 綾子(上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科 特任助教):国際政治学、国際機構論、紛争・平和研究
    「冷戦期における UNHCR の「国内難民」への対応と課題」
  • 島本 奈央(大阪大学大学院国際公共政策研究科 博士後期課程):国際公法、紛争研究
    「イスラエルの集団的懲罰体制によるパレスチナ難民帰還の妨げー家屋破壊を事例とした法的メカニズムの解明ー」

難民研究フォーラムと真如苑が、2013年より実施している「若手難民研究者奨励事業」は、有益な研究成果が見込まれる若手難民研究者に対して、研究を奨励する目的で奨励金を助成する事業です。

第10回受賞者のうち3名の方に研究の中間報告をしていただきました。その報告に対し、多様な研究分野の研究者や実務家など当フォーラムのメンバー23名(事務局含む)から、受賞者の研究をより良いものにしていくための議論が行われました。

受賞者の皆さんには、この報告会や参加者からお送りいただいたコメント・フィードバックも踏まえた上で、引き続き研究活動に力を注いでいただき、2023年5月末に研究成果を成果論文としてご提出いただきます。

本年度選考にあたった審査委員長から、新しい問いや答えを見つけるのが研究だが、報告を伺い、それが提示されているように思い大事だと感じたことや、短期間で論文をまとめるのは大変かと思うが今の研究をその後に続く礎としていただきたい、とエールが送られ、閉会しました。

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