団体概要

ロゴマーク作成のお知らせ
2010年7月に設立された難民研究フォーラムは、これまで「多角的な視点から国内外の難民の現状や難民政策に関する学際的な研究を行い、その成果を幅広く共有及び活用することによって、難民及び庇護希望者に寄与することを目的」に活動をして参りました。

これまでは当フォーラムの設立に尽力された初代座長の故・本間浩さんをはじめ、国内外の研究者と実務家からメッセージを寄せていただき作成した設立時の『案内冊子』の表紙をロゴマークの代わりに使用して参りましたが、2023年4月、新たにロゴマークを作成いたしました。ロゴマークはこちらです。

2つの輪は、それぞれ難民問題に取り組む研究者と実務家を表しており、その中心に難民(Refugeeの “R”)がいる様子を描いています。“For Refugees”を旗頭に、様々な立場で難民を支える人びとが集う場(フォーラム)でありたいという気持ちを込めたデザインです。2つの輪はどちらも閉じることなく、新しく加わる人に対して常に開いています。

柔らかく独特な色合いの青は、研究に求められる「冷静さ」「論理性」「データ」などを大切にする姿勢と、難民に対する私たちの「想い」「情熱」を表しています。

当フォーラムを支えてくださっている研究者や実務家の皆さま、設立時から事業に賛同し資金助成を続けてくださっている真如苑様をはじめ、これまでに当フォーラムに関わってくださった方々の想いを胸に、これからも「日本の難民研究を下支えし、もって日本における難民と庇護希望者を取り巻く状況の改善に寄与する」ことを目指し、日々精進して参ります。

設立趣旨
 「難民研究フォーラム」は、刻々と変化する難民を取り巻く環境に対応し、日本での難民問題専門の研究機関として、2010年7月に設立されました。多角的な視点から国内外の難民の現状や難民政策に関する学際的な研究を行い、その成果を幅広く共有及び活用することによって、難民及び庇護希望者に寄与することを目的として活動しています。
 世界中で起こる戦争や迫害、紛争から安全を求めて逃れる難民・避難民の数は、近年急増しています。日本においても、90年代から難民申請者が増加しています。
 このような状況の変化に対処するため、市民社会や専門家は、課題の解決に向けてこれまでに様々な調査・研究を行ってきましたが、米国や英国で見られるような難民問題に特化して恒常的に研究を行う機関は構築されておらず、今日そのニーズが高まっていると考えます。日本社会は新たな英知が求められています。
 当フォーラムの活動に対して、難民問題に多様な側面で関わる研究者、弁護士を含む法律実務家、国の立法、行政、司法の関係者や自治体機関関係者、難民・難民認定申請者、ジャーナリズム関係者など広範囲の方々の参加と協力を心より望んでいます。

案内冊子
※難民研究フォーラム設立時の情報です。
こちらをクリックしてください。

名称 難民研究フォーラム
所在地〒101-0065
東京都千代田区西神田2-5-2 TASビル4階 難民支援協会気付
TEL:03-5379-6001
FAX:03-5215-6007
Eメール:info@refugeestudies.jp
設立2010年7月
運営委員会 世話人
阿部浩己(共同代表幹事 明治学院大学 国際学部長 国際法/難民法教授)
中村義幸(共同代表幹事 明治大学名誉教授)
石井宏明(難民支援協会理事)
市川正司(弁護士)
筒井志保(難民研究フォーラム編集委員)
藤本俊明(神奈川大学他講師)

研究員
小池克憲(東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学)
松岡佳奈子(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
活動内容活動内容
資金助成団体 真如苑
参加ネットワーク Refugee Research Network
Forced Migration Review
関係団体認定NPO法人 難民支援協会

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