[当会後援] 連続講演会・難民をめぐる世界の潮流と日本

明治学院大学国際平和研究所(PRIME)主催、難民研究フォーラム後援の連続講演会が、下記のとおり開催されます。

難民研究フォーラム関係者も多数登壇します。

お問合せは、直接主催者までお願いいたします。

 

【連続講演会・難民をめぐる世界の潮流と日本】

 現在、世界で避難を余儀なくされている人々の数は7000万人を超え、第二次世界大戦以降最大となっている。難民の大多数が難民発生地域周辺国に集中しており、そうした難民滞在国のほとんどが開発途上国である。国際社会による難民問題解決は見えず、難民状況が長期化する中で難民たちは自ら解決を模索し、国境を越える過程で多くの命が失われている。こうした状況の中、難民に関するグローバル・コンパクトが採択されるなど、紛争地から離れた国での積極的な難民受け入れを含め、難民支援のあり方が議論されている。
 しかし、日本における難民の受け入れ機運は非常に弱い。難民認定率は近年1%を切ったままで、難民に対する門戸は閉ざされたままである。昨今の収容問題に典型的に見られるように、難民申請者の待遇も悪化している。欧州の文脈でも専ら難民受け入れによる負の影響が強調され、その正確な実態等が紹介されることも少ない。
 このような状況において、識者とともに難民支援のあり方を正面から論じ、ともに考える機会を持つこととしたい。

*本連続講演会は全4回を予定しています。  

 

第1回 難民支援を哲学する -グローバルな支援アプローチの潮流から

 

日時: 2019年9月25日(水) 18:30~20:00
場所:明治学院大学 白金校舎 本館4階1458教室

講師 :小池克憲氏 (UNHCR) /難民研究フォーラム研究員

 

第2回 人権の空白地帯:日本人の知らない出入国管理の実態

 

日時:2019年11月9日(土) 13:30~15:30
場所:明治学院大学横浜キャンパス 10 号館 2 階 1021 教室
講師:児玉晃一氏(弁護士)、 阿部 浩己氏( 明治学院大学 国際学部教授)

 

第3回 日本の難民受入れの潮流

 

日時:2019年11月27日(水) 18:30~20:00
場所:明治学院大学白金キャンパス(会場調整中)
講師:石川えり氏(難民支援協会)

 

第4回 パネルディスカッション「深刻化する難民状況に対して私たちは何ができるのか?」

 

日時:2020年1月15 日(水)18:30~20:00
場所:明治学院大学白金キャンパス(会場調整中)

パネラー:阿部浩己氏、小池克憲氏、石川えり 氏
モデレーター:藤本俊明氏(難民研究フォーラム/神奈川大学)

 

全回共通:

事前申込不要、参加無料

主催・ お問合せ・詳細 :明治学院大学国際平和研究所(PRIME)

後援:難民研究フォーラム

講座チラシ

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