『難民研究ジャーナル』第10号発刊記念 公開座談会「これからの日本で求められる難民研究とは?」

公開シンポジウム

公開座談会
これからの日本で求められる難民研究とは?

6月25日(金)18:30~20:50/オンライン

「難民研究フォーラム」は、刻々と変化する難民を取り巻く環境に対応し、日本での難民問題専門の研究機関として、2010年7月に設立されました。難民研究フォーラムの機関紙で、難民・無国籍問題および強制移住等の研究成果を掲載してきた『難民研究ジャーナル』第10号の発刊を記念して、特集論文の執筆者3名をお招きした座談会を開催します。

2021年2月、政府は出入国管理及び難民認定法の改正案を提出しました。法案は、日本で庇護を求める難民申請者に大きな影響を与える可能性のある内容で、市民団体、マスメディア、国連機関、研究者などから多くの懸念が示されました。国会での審議の結果、法案は取り下げとなり、今国会では成立しないこととなりましたが、法案の取り下げは日本の難民を取り巻く状況の改善を意味しません。日本における難民保護は、難民政策や関連する法制度をはじめ、多くの課題が指摘されています。
様々な課題を抱える日本の難民問題を念頭に、座談会では、専門分野の異なる3名の研究者を迎え、国際人権法、社会学、哲学・倫理学の視点から、難民研究が政策や世論に与えうる影響や、研究の役割についてお話しいただきます。

座談会を通じて、学生や研究者に対しては、研究はどのように”for refugee”になり得るのかを考え、議論する機会を提供します。また、実務家に対しては、目の前の課題に取り組む中で固定化されてしまいがちな視点・考えを見直す機会となることを目指します。

パネリストによる講演および座談会は、『難民研究ジャーナル』第10号に掲載された特集論文を出発点に行われます。そのため、参加者の皆さまには、座談会を有意義にしてくために事前講読をお勧めします。

『難民研究ジャーナル』第10号(特集:難民研究の意義と展望)

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パネリスト プロフィール

◼︎阿部浩己氏
明治学院大学国際学部教授。難民研究フォーラム共同代表幹事。難民審査参与員。アジア国際法学会・国際人権法学会・日本平和学会理事。専門は国際法、国際人権・難民法、平和研究。主な著書に、『国際法を物語るI~IV』(朝陽会、2018〜2021年)。『国際法の人権化』(信山社、2014年)、『国際法の暴力を超えて』(岩波書店、2010年)。

◼︎ 塩原良和氏
慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。博士(社会学)。研究領域は社会学・国際社会学、オーストラリアと日本の多文化主義(多文化共生)と移民・難民政策。主著に『分断するコミュニティ』(法政大学出版局)、『分断と対話の社会学』(慶應義塾大学出版会)など。

◼︎ 小手川正二郎氏
國學院大学文学部哲学科准教授。慶應義塾大学大学院博士課程修了、博士(哲学)。専門は、現象学・フランス哲学。現象学の観点から、性差・人種・親子・難民などの問題に取り組む。著書に『現実を解きほぐすための哲学』(トランスビュー)、『甦るレヴィナス』(水声社)、共著に『フェミニスト現象学入門』(ナカニシヤ出版)など。

プログラム

18:30~18:40 イントロダクション
18:40~19:40 講演

パネリスト
・阿部浩己氏(国際人権法)「日本の難民政策と国際条約の解釈」
・塩原良和氏(社会学)「日本の社会と難民」
・小手川正二郎氏(哲学・倫理学)「日本に暮らす私たちと難民」
19:40~20:40 座談会
・若手実務家からパネリストへの質問
・パネリストによるディスカッション
20:50 閉会
※プログラムは変更になる場合があります。

概要

日時 2021年6月25日(金)18:30~20:50
開催方法 オンライン(Zoom)(詳細はお申込みいただいたメールアドレスに送付いたします。)
参加費 無料
主催 難民研究フォーラム

お申し込み

どなたでもご参加いただけます。下記のフォームからお申込みください。
https://forms.gle/sQwwD8x133tpL1HJ6
締切 6月20日(日)

※ご記入いただきました個人情報は、主催団体が厳重に管理いたします。必ず事前に個人情報保護に関する方針をお読みください。

お問い合わせ

E-mail:info@refugeestudies.jp

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