第14回研究会『難民認定申請者のこころの問題を概観する』

■テーマ『「日本に在住する難民・難民認定者申請者の生活実態調査とその福祉支援の確立に向けた研究」調査報告-難民認定申請者のこころの問題を概観する-』
■報告: 野田文隆氏 (大正大学部教授/多文化間精神医学会理事)

日時: 2013年1月25日(金) 19:00-20:30
場所: 財団法人国際教育振興会 日米会話学院日本語研修所  於:四ツ谷
今回の研究会では、『文部科学省科学研究費事業である「日本に在住する難民・難民認定者申請者の生活実態調査とその福祉支援の確立に向けた研究」調査報告』について、大正大学教授であり、多文化間精神医学会理事である野田文隆氏からの報告があり、20名の参加者との活発なやり取りがありました。
研究概要、カナダで用いられている移民、難民の適応の阻害要因の指標の説明、そしてカナダと日本での難民への聴き取り調査の結果についての報告がありました。移住後、彼らが抱えやすいメンタルヘルスのリスクファクターや、こころの病の表現は文化によって異なること、うつ病、PTSD、統合失調症に罹患したケースを支える際の留意事項についてお話し頂きました。難民らの語りを重んじた「リアリティ」のある報告でもあり、日々の実践にも生かすことの出来るスキルを獲得出来たように思います。